王騎(おうき)の名シーンなど

shin_d_01我らがヒーロー王騎将軍について、ここでまとめておこうと思います。
まずは王騎将軍の基本情報から。

~王騎とは?~

王騎とは王一族の騎という意味の名前で、王翦将軍や王賁とは親戚関係です。
ちなみに王翦将軍の方が本家で、王騎将軍の方が分家となっています。

王騎将軍は秦国六大将軍の1人であり、知力武力ともに最高の武将でした。
なぜかオカマキャラなのですが、皆から信頼されており、「天下の大将軍」という言葉が最も似合う人でした。
オカマキャラであるにも関わらず、天下の大将軍という言葉が似合うというのはかなり凄いことです。

~王騎将軍の強さについて~

キングダムキャラの強さについて、公式ガイドブックなどを見ると龐煖が最強となっていますが、これについては個人的に異論があります。
16巻で確かに王騎将軍は龐煖に討ち取られますが、魏加が後ろから弓を射かけなければ、王騎将軍が勝っていたと思うからです。
したがって最強は王騎将軍なのではないかと…

さらにいえば、王騎将軍は「李牧の策」と「龐煖の武」と「魏加の矢」が合力したことによってはじめて敗れたわけで、言いかえれば李牧と龐煖の二人だけでは勝てなかったわけです。
中華いち頭のキレる李牧と中華いちの強者といわれる龐煖の二人がかりでも勝てなかった!
そう考えるとキングダムキャラの中で王騎将軍は、頭一つ抜きん出て強いと思うのです。
公式には龐煖の武力が100となっていますから、王騎将軍は110くらいあってもいいと思いますが…どうなんでしょうかね?

~王騎将軍の名シーン~

王騎将軍のベストシーンは、いわずもがなですが、龐煖の矛に貫かれた後に、「貴様は一体何者だ」との問いに対して「決まっているでしょう。天下の大将軍ですよ」と答えたシーンです。
矛に貫かれながらも力で龐煖を圧倒し、微笑んでいたシーンはまさに天下の大将軍の姿そのものでした。

信も天下の大将軍を目指しており、たぶんそうなるのでしょうが、やはり天下の大将軍といえば王騎将軍という印象です。
信は天下の大将軍というより、最強の大将軍といった方が似合いそうな感じですねぇ。

馬陽での戦いは王騎将軍を討った李牧軍の圧勝のような印象でしたが、実際は魏加が矢を射かけなければ王騎将軍が龐煖を討ち取っており、形勢は逆転していた可能性が高い、紙一重の戦いでした。



~王騎将軍の名シーンその2~

王騎将軍の名シーンは色々とありますが、馬陽の戦いで王騎将軍が自軍の士気を上げるために前線を馬に乗って横切り、兵たちを鼓舞するシーンが個人的に好きです。

向かい合っている趙荘軍は「大天旗」を掲げることによって自軍の士気を爆発的に高めましたが、王騎将軍は前線を馬に乗り、矛を掲げて横切ることで、秦兵たちの士気を趙荘軍以上に高めてしまいます。
この見開きページの王騎将軍が非常にカッコイイです。

大天旗は趙の三大天を象徴する旗ですが、三大天といえば廉頗。
王騎軍と廉頗軍の戦いも見てみたかったですね~。
できれば王騎将軍と廉頗の一騎打ちも(>_<)
過去にはそういったことがあったのでしょうから、原先生、ぜひ番外編で描いてください!m(_ _)m

二人の力はかなり拮抗しているはずで、個人的には廉頗の方が龐煖よりも強い気がします。
廉頗には王騎将軍と同様に天下の大将軍としての力が備わっているはずなので、そういった力のない龐煖は分が悪い。
こうなると廉頗と龐煖の一騎打ちも見てみたい…
キングダムで見てみたいシーンを挙げるとキリが無いですね(^^;

~王騎将軍の名シーンその3~

王騎将軍と政が二人で話しているシーンも印象深かったですね~。
本殿で王騎将軍が政に仕える意思を伝えるシーンで、王騎将軍は「共に中華を目指しましょう、大王」と言うシーンです。
これは政が王騎将軍に認められたことを意味しますから、政はとても嬉しかったでしょう。
それがまさか早々に討ち死にしてしまうとは想像できませんでした(;_;)

「中華を目指す」とは「中華統一を目指す」ということですから、昭王にも成し遂げられなかった大業を政ならば成し遂げられる、と王騎将軍は感じたのでしょうか。
昌文君は政のことを昭王を超える器だと思っているようですが、王騎将軍もそのように考えていたのかもしれないですね。

そして二人のその予感は的中します。
政は中華を統一し、始皇帝になるのです!


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