~あらすじ~
開戦十五日目を迎え、各戦場では総力戦が行われていた。
飛信隊の所属している麃公軍も趙軍と激しい戦いを繰り広げ、壁の所属している蒙武軍もこれから楚軍に突撃しようとしている。
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成恢の率いる韓軍は張唐将軍の持ち場へと向かい、弓矢での攻撃を始めた。
張唐軍のいる場所は高所であるため、弓対決では分があると思われたが、なんと韓軍の矢には猛毒が塗られており、ほんの僅かなかすり傷を負っただけでも、張唐兵たちはたちまち絶命してしまった。
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李牧は合従軍全軍に対して、十日から二十日の間、単純な消耗戦だけをやるように指示を出した。
これにより、全ての戦場で地味に戦力を削り合う戦いが続き、そのまま二日目の攻防戦は幕を下ろした。
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