~あらすじ~
王騎将軍の死は秦趙両軍に一斉に伝わった。
李牧は、秦への侵攻が目的ではないため、速やかに全軍撤退の命令を下す。
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蒙武たちの働きにより、王騎将軍たちは李牧軍の包囲を抜けることができ、脱出に成功した。
李牧は王騎将軍の命はじきに尽きるのであるから、追う必要はないとして、全軍で追うことはしないという。
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魏加は信によって討ち取られたが、龐煖の矛に貫かれてしまった王騎将軍を見た秦兵たちは皆絶望し、武器を捨ててしまう。
しかし、王騎将軍は矛に貫かれながらも絶命しておらず、武器を捨てるとは何事か、と皆を叱責する。
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趙荘が騰に討ち取られたころ、龐煖と斬り合いを続ける王騎将軍に魏加の一隊が迫っていた。
羌瘣がこれに気付き、信に伝えると、信はすぐさま魏加の思惑を悟り、魏加を討とうと馬を走らせた。
魏加は弓の名手。
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王騎将軍と龐煖の一騎打ちは、周りの兵たちが割って入ったことで終了し、辺りは激しい乱戦状態となった。
新手の大軍が迫り、一刻を争う状況で、王騎将軍は龐煖に足止めをされており、軍の立て直しを図ることができないでいる。
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李牧軍の到着を王騎将軍が読み違えた理由は、騎馬の足にあった。
北の山岳地帯を主戦場としている彼らは山々を迂回することなく真っ直ぐに進むことができたため、通常では考えられない早さで決戦の地や到着することができたのだ。
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昭王が王騎将軍たちのいる前線までねぎらいに来たとき、摎は初めて昭王と対面する。
二人は実の親子である事実を知らなかったが、対面した途端に自分たちが親子であることに気付いてしまった。
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