~あらすじ~
咸陽から山陽城にやってきた昌平君と李斯は、周辺一帯の平定に成功した軍や部隊を大広間に集め、国の方針を発表した。
いわく、今から山陽は「東郡(とうぐん)」に名称を変更し、秦人一万人を移住させることとする。
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咸陽から山陽城にやってきた昌平君と李斯は、周辺一帯の平定に成功した軍や部隊を大広間に集め、国の方針を発表した。
いわく、今から山陽は「東郡(とうぐん)」に名称を変更し、秦人一万人を移住させることとする。
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魏軍の先鋒隊が隘路(あいろ)から別れている小道へと進み、兵力が分散されたところを見計らって飛信隊は攻撃を開始し、田有が見事に敵将を討ち取る。
これにより魏軍の先鋒隊は壊滅したが、すぐさま本隊が突撃してきた。
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隊の指揮は河了貂に任せることになり、信たちは本陣を移動させ、散り散りになっている隊を探して立て直しを計ることにした。
河了貂は本陣を見晴らしの良い丘の上に敷きなおし、散っていた全部隊の位置を推測だけで言い当て、皆を新たな本陣に集結させることに成功した。
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信は蓑をとった河了貂に対し、女みたいな顔になっちまったな、と言うが隊員の一人である去亥(きょがい)は、どう見たってそいつは女だろう、と言う。
信は、河了貂と一緒に暮らしていた自分が男と女を間違えるはずが無い、と河了貂が女であることを認めようとしないが、そんな信に対し河了貂は自分は女であるとはっきり言った。
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三日後に蒙恬の弟を軍師として迎えることになった飛信隊であったが、隊長の信を含め、部外者の介入に拒否反応を示すものも少なくなかった。
この日、飛信隊は重要な美仁橋の守りを命ぜられ、よそ者の軍師など必要ないところを見せようと気合を入れて戦に臨んだが、再び敗れ、美仁橋を失ってしまう。
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