~あらすじ~
信たちのいる蒙驁軍は三つ目の城である近利関を攻めていた。
玉鳳隊の井闌車は、飛信隊や楽華隊などにも勝手に使われ、皆城壁に上ることができた。
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乱銅の首筋に剣を突き付けたまま、信は斬るべきか否か悩んでいた。
信は乱銅に、二度とこのようなことはするな、と言うが乱銅は嘲笑い、この先もずっと止めるつもりはない、と言って信を蹴り飛ばした。
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玉鳳隊や楽華隊の活躍によって高狼城は陥落し、秦軍は一つ目の城を落とすことができたが、手柄を横取りされた玉鳳隊は怒り、楽華隊ともめていた。
そこへ飛信隊が通りかかったが、玉鳳隊はこれを無視し、その場から立ち去ろうとする。
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攻城戦が始まり、いざ城壁の下まで来てみると、実戦では初めて見るその迫力に圧されてしまい、飛信隊は戸惑っていた。
さらに、城壁の内側から大量の矢を射かけられ、秦軍は被害を被り一時退却を余儀なくされてしまう。
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魏攻略戦の総大将を任されたのは蒙驁将軍。
飛信隊は本軍の前方に配置されたが、玉鳳隊はさらに前の最前列に配置され、これは玉鳳隊の方が期待をかけられているということの表れであった。
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呂不韋陣営では、呂不韋と太后が不義をしているという噂が流れていることについて対応が協議されていた。
李斯は呂不韋に対し、何か心当たりでもありますか、と尋ねるが呂不韋はこれを否定する。
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敵国の趙に住んでいたころの政と太后は、苦渋の日々を送っており、太后は全てを憎悪するようになり、政に手をかけたことすらあった。
そんな日々のことを思い出したく無いがゆえに、二人は会うことを避けていたのであるが、今回の一件で政は太后に会いに行かざるを得なくなった。
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