~あらすじ~
麃公軍が趙の李白軍に突撃したことにより戦は始まった。
麃公将軍に続く飛信隊は馬陽での借りを返すために、いつにも増して気合が入っている。
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風万平原に集まった各国の将たちは、楚の将として汗明が居るにもかかわらず楚の宰相である春申君がいることを不思議に思っていた。
李牧は合従軍は各国が対等な関係にあるが、軍である以上は束ねるものが必要で、それには春申君が適任であると言う。
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各方面から侵攻してくる合従軍から秦の国民たちは国の内側へと逃げていた。
これにより国の内地は難民であふれかえることになり、民たちは国が侵攻される恐怖に初めて直面し、恐怖におびえている。
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麃公軍と戦っている魏軍の総大将は「呉鳳明」であり、彼は麃公将軍に討ち取られた呉慶将軍の息子であった。
突進してくる麃公軍に対し、呉鳳明は父親と同じく両側から攻撃を仕掛けてすり潰す作戦に出る。
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合従軍からの斉の離脱を託された蔡沢は斉国王に謁見を許された。
蔡沢は斉国王である「王建王」をクセが強い人物と評していたが、実際に現れた王建王は蔡沢の言う通りに非常にクセが強そうであり、蛇の姿焼きをしゃぶっていた。
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楚軍に南虎塁が抜かれたという情報を得た咸陽では動揺が走っていた。
昌平君によると、楚軍は対楚として配置されていた張唐軍と蒙武軍とは戦わずして両軍の間を一気に抜けるために南虎塁を狙ったようである。
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