~あらすじ~
将を討ち取られた渉孟軍が退却し、戦は王騎軍の勝利に終わった。
王騎将軍は一夜にして半分以下になってしまった飛信隊を見て信に、辛いか、と問う。
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秦第四軍と万極軍の戦いは、干央が倒れたことにより万極軍優勢の一方的な展開となっていた。
飛信隊は犠牲を払いながらも戦線を離脱し、何とか山中まで逃れてきたが、万極は討伐隊を率いて飛信隊を追っていた。
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龐煖に一撃を見舞った信だったが、僅かに浅く、肉を斬るにとどまった。
次は骨を断つ一撃を放とうと再び斬りつける信だったが、龐煖はそれを許さず、逆に矛の柄の部分で信に打撃を与えた。
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龐煖と万極による夜襲に混乱している秦軍だったが、実は趙軍も事態を把握できていなかった。
万極だけが龐煖の近くに偶然いたため後を追うことができたようであるが、それ以外の将軍は趙軍においても秦軍においても夜の山の中を動けず、何が起きているかを正確に知るものはいなかった。
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渾身の一撃を止められてしまった羌瘣は、自身に余力のないことを悟り、焦る。
しかしその後の羌瘣の攻撃も全て龐煖には通じず、ことごとく防がれてしまい、ついに羌瘣は力尽きてしまう。
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蚩尤の里で暮らしているとき、羌瘣は羌象と武神について話をしていた。
羌象はもし、武神というものが本当に存在するならば、そいつと戦うことができるのは自分ではなく羌瘣だと言った。
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