~あらすじ~
中華に不穏な空気が漂っている中、咸陽ではそれを振り払うような慶事があった。
向が政の子を身ごもったのである!
続きを読む
李牧に一騎打ちを挑まれた信はこれに応じ、李牧に斬りかかったが、互いの剣が交わった瞬間、信の方が弾き飛ばされてしまった。
李牧は知略と共に武勇も兼ね備えた人間であり、信はそのことを確認するために一騎打ちに応じたのである。
続きを読む
思わぬところで李牧を目にした信は河了貂を伴い、林の中に入って行った李牧の後を追った。
するとそこには密林の中には似つかわしくない天幕が張られており、その中から李牧と、見たことの無い一人の男が連れ立って出てきた。
続きを読む
成蟜が幽閉されている城を訪ねた政は打倒呂不韋のために力を貸すように言う。
成蟜は、純血ではない政が王座につくのは許せないが、それ以上に商人の出の呂不韋が権力の座にあるのは我慢できない、と言った。
続きを読む
李牧軍と劇辛軍の戦いは、李牧軍優勢で進んでいた。
劇辛は毒猫(どくねこ)と呼ばれる特殊部隊を李牧本陣に向けて放っていたが、毒猫は李牧本陣を捉えることができない。
加えて、劇辛の作戦は全て李牧に読まれていた。
続きを読む