キングダム第二百七十五話「本能型の才」感想(ネタバレあり)

~あらすじ~

後軍の危機的な状況に対して、なんと飛信隊は軍の流れを逆走して最後尾まで到達した。
これは無謀な逆走であり、多くの隊員たちが離脱を余儀なくされる。
しかし、隊長である信は考える前に直感で動いており、その判断の早さから、後軍が手遅れになる前に飛信隊は最後尾に到達することができたのであった。

信は檄を飛ばし、傷ついた麃公兵たちを奮い立たせる。
そして後軍一万を率いて万極軍に突撃していった。

麃公将軍はこの様子を見て、信がこの戦に火をつけたと感じ、信には本能型の武将の才があると認めた。
そして麃公将軍は後軍を信に任せて、自身は慶舎を討ち取りに敵陣へと向かって行った。



~感想~

後軍まで辿り着くために飛信隊がとった方法は、なんと逆走!
なんのひねりも無い力技でした(^^;
途中、脱落してしまった隊員も少なからずいたようですが、主要なメンツは無事だったようで一安心です。

そして信は士気の下がっている後軍の麃公兵たちの士気を上げ、これを率いて万極軍に突撃していくわけですが、その兵数がなんと一万!
やってることは、もはや将軍です。
しかも相手は秦軍随一の力を誇る麃公兵。
信はまだ十代の若造のはずなのですが…
若かりしときの天下の大将軍を見ていると思うと、さもありなんといった感じです(^^)

そしてこの後、麃公将軍は慶舎を討ち取りに行くのですが、この判断は意外でした。
てっきり後軍を助けにいくと思っていたのですが…
このことは、信をとても信頼していることの表れだと思います。


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