キングダム第百七十五話「李牧、咸陽へ」感想(ネタバレあり)

~あらすじ~

咸陽では李牧の来訪に向けて慌ただしさを増していた。
この異常事態を引き起こしたのは実は呂不韋。
呂不韋は趙王に寵愛されている春平君と顔馴染であり、それを利用して春平君を拉致したのだ。
そして趙王に、春平君を返してほしければ宰相に迎えに来させろ、と脅迫をしたのである。
呂不韋は、王騎将軍を討った李牧という男をその目で確かめようとしているのだ。

一方、咸陽へ着いた信と羌瘣は、昌平君と会う。
昌平君は、二人に会見の間の衛兵に紛れ込んでもらい、李牧を斬らせるつもりなのだ。
しかし信は、そんな卑怯な真似はできない、とこれを断った。
昌平君はこれに対し、信が斬らずとも他が斬る、と言う。
そして、その横を蒙武や騰、軍長たちが通り過ぎていく。
呂不韋は李牧一行に帯剣を許したらしく、昌平君いわく、これはもはや戦だ、とのことだった。



~感想~

哀れ春平君。
呂不韋とお友達だったばっかりに、えらいトバッチリです(^^;
しかし、呂不韋の脅迫に応じる趙王も趙王ですよねぇ。
春平君と李牧だったら、まともな王様なら李牧を取るでしょう。
いつの世も、上がおかしいと下の者はえらい迷惑ですね。

それにしても、呂不韋は敵に回すと非常にやっかいですが、味方にすると頼もしい(^^)
まさか、こんな形で李牧をおびき出すとは…
人脈が半端ではないですね。
今回のことだけを見れば、李牧は呂不韋に作戦負けを喫したといっても過言ではないでしょう。


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