キングダム第百八十二話「出し抜く」感想(ネタバレあり)

~あらすじ~

飛信隊の面々は玉鳳隊にやり込められてしまったことで意気消沈していた。
しかし信の檄により借りを返すことを決意し、そのための策を練ることになった。
結局、魯延が発案した策を実行することになったのだが、その策とは、霧と屍に紛れて本陣まで忍び寄り、敵を討つというもので、非常に過酷なものだった。

途中、霧が少し晴れたせいで、僅かな動きを察知することのできた魏兵たちが、確認のために死体を槍で突いて回った。
皆死んだふりをしてやり過ごしていたが、昂が左腕を槍で貫かれてしまう。
しかし、昂はそれでも声を上げずに死んだふりを続け、暫くすると魏兵はその場を立ち去って行った。

そして、昂の頑張りの甲斐もあり、飛信隊は玉鳳隊に先んじて敵本陣を取ることができた。



~感想~

木を隠すなら森の中と言いますが、おびただしい数の死体の中に隠れている人間を見つけ出すのは困難でしょう。
しかし理屈では分かりますが、実際にやるのはかなり厳しそう…
途中、隊員の一人が、この辺のは古くてやべぇぞ、と言ってましたが、現代人だったら確実にトラウマになるレベルだと思います(^^;

そして昂は見かけによらず根性がありますね!
死体にまみれるだけにとどまらず、腕を貫かれても我慢するとは天晴です。
敵本陣を討った後のコマでは左腕に包帯を巻いているもののしっかりと槍を持って立っているので、見かけによらずタフでもありそうです。


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