キングダム第四十二話「夢幻」感想(ネタバレあり)

~あらすじ~

ランカイは信に左肩を剣で貫かれたことにより、完全に戦意喪失。
成蟜は立てと怒鳴るが、ランカイは立ち上がらない。
敗北を悟った臣下たちは我先にと扉へ走る。

成蟜はようやく、事態の深刻さを悟り、剣を持ち自分を斬ろうと近づいてくる信たちに向かって、そんなことが許されると思っているのか!と吠える。
これに対し信は冷静に、観念しろ、と言った。

この状況を冷静に分析していた竭氏は敗北を受け入れるかに見えたが、突然走り出し、臣下たちを押しのけ、扉をこじ開けようとする。
ようやくのことで開いた扉の先には、なんと王騎軍の副官「騰」がいた。
騰いわく、王騎の命によりここは通すわけにはいかない、とのこと。

退路の一つが絶たれた竭氏と臣下たちは別の扉へと走るが、そこに河了貂が躍り出る。
河了貂は吹矢を構え、竭氏に狙いを定めた。
壁の、外すな!の言葉に答え、河了貂の放った矢は、見事に竭氏を捉えた。
竭氏はそのままの勢いで壁に激突し、バジオウとシュンメイに討ち取られた。



~感想~

キングダム第五巻の中扉は河了貂です。
この蓑は反則的に可愛いですねぇ。
特にフクロウバージョンは殺人的な可愛さです。
フクロウバージョンの河了貂を最初に数コマ見たときは、なぜか不気味に感じたのですが、たぶんそれは黒卑村の雰囲気による影響だったのでしょう。
今では、不気味さなど微塵も感じません。

その河了貂、いきなりお手柄でしたね!
あの竭氏を討ったのは、実質的に河了貂だったと言ってもいいと思います。
ちっこい河了貂が柱の陰から出てきて、吹矢を構えた時はハラハラしましたが、立派に大役をはたしました。

それにしても、走っているときの竭氏は相変わらず、血管の浮き出し方が半端じゃありませんねぇ。
今にも脳卒中か心臓発作で死にそうです。
もしかしたらこの人は、ほっておいても遠からず死んだんじゃないですか。
それくらい不健康な体形をしてます。

しかし、この人たちには、日本の侍的な考えはないんでしょうかね。
切腹しろとは言いませんが、ここまで生き恥を晒すことはないと思います。
まぁ悪役ですから、しょうがないんですけどね…


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