~あらすじ~
ようやく竭氏を討つことに成功した信たちであったが、パニックになった臣下の一人に河了貂が刺されてしまう。
信がこれに気を取られた隙に、成蟜は逃げ出した。
しかし、成蟜が逃げ出した先にあるのは、今まさに激戦が行われている公龍の広間。
それならば都合が良いと、慌てて追うことはしなかった。
成蟜が公龍の広間に着くと、そこには肆氏がいた。
成蟜のただ事ではない様子をみた肆氏は本殿で何かあったことを悟る。
そして、成蟜の口から直接、竭氏が命を落としたことを聞かされ、左慈が敗れたことを知る。
この事実を前に、肆氏が愕然としていると、突然、壁の上から何者かが舞い降りてきた。
王騎将軍である。
~感想~
て~ん!( ゚Д゚)
なんてことしやがんだ~
逃げたいならそのまま行けや~
ぶっちゃけ、これを書いている時点では無事だったことを知っているのでまだ、いいですが…
初めて読んだときは背筋が凍りました。
なんかやばい感じで刺されたので、壁と同様に僕もてっきり助からないと…(T_T)
信が、大丈夫、脈はある気を失っただけだ、といった後も、気休めだったのではないかと気が気でなかったです。
はひ~じゃないですよ、あのジジイ。
この後、王騎将軍が派手な登場をかましてくれたりもするのですが、最初は何なのかよくわかりませんでした。
僕はこの頃までは、まだ王騎将軍のことを脇役のオカマキャラだと思ってたので(^^;
今から考えればとんでもないことですね。
このシーンは王騎将軍が、政を自らが仕えるに値する王なのか見極めに来た重要なシーンです。
だけど僕はそんなことは知りもせず、ただひたすら河了貂の安否を気にしておりました。