キングダム第二百二話「告げる」感想(ネタバレあり)

~あらすじ~

王翦と廉頗が決戦の地「山陽」に到着したとの情報が伝わり、蒙驁軍は行軍を開始する。
千人隊となった飛信隊も皆に従い行軍するが、途中、羌瘣が信に、二人だけで話したいことがあるから後で少しいいか、と言った。

一方、秦国王都「咸陽」では会議が開かれ、昌平君が作戦の説明をしていた。
昌平君は、楚への備えから蒙武、張唐、麃公の三将は動かすことができず、そのため蒙驁軍には援軍を送らない考えの様子。
これに対し昌文君は、廉頗軍と蒙驁軍が同規模の兵力であるため廉頗には勝てない、と言う。
昌平君は多少の無理は承知の上で、山陽を取りに行くつもりなのだ。

そして信と二人になった羌瘣は、この戦が終わったら仇を討ちに旅にでる、と告げる。
しかし、かたき討ちが終わったら飛信隊に帰ってくるようで、信はこれを快く了承した。



~感想~

さて、いよいよ決戦ですが、昌平君は自分の作戦に多少の無理があることを自覚しているようです。
蒙驁軍の兵の数が廉頗軍と同じでは厳しいと分かっているのですが、趙との同盟がある内にどうしても山陽を取りたいんですね。
秦が中華統一を果たすにはどうしても山陽の地は必要で、チャンスは今しかないということです。
この戦は負けるわけにはいかないのです!

そして、羌瘣と信ですが、羌瘣はだいぶ心を開くようになりましたね~。
自分で考えて整理した胸の内を、余すことなく信に伝えております。
羌瘣は千年語り継がれた暗殺界のレジェンドなんですが、いまや飛信隊の副長という肩書の方がしっくりくるようになりました(^^)


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