キングダム第二百三話「抱擁」感想(ネタバレあり)

~あらすじ~

決戦の地に蒙驁将軍が到着すると王翦と桓騎の二人の副将が出迎えた。
信と蒙恬はこれを見ながら話をしており、蒙恬によると桓騎は元々野盗団の首領であり、性格は残忍。
いまだに残忍な行為は治まらず、首切り桓騎との異名を持つ。
しかし、戦いの天才であるため蒙驁将軍に抱えられている、とのこと。
そして王翦は秦国一の危険人物で、なんと自分の国を持つという野望がある、とのことだった。

一方、魏軍も全軍が到着し、総大将が廉頗ではなく白亀西になったことを知って皆おどろいていた。
廉頗は白亀西を亀頭西と言い間違えていたものの、軍の士気などを理由に自分が総大将になることは控え、白亀西を総大将に立てたのである。
そして廉頗は皆と抱擁を交わし、武運を祈った。



~感想~

人の好さそうな蒙驁将軍とはうって変わって、副将の二人は癖の強い武将のようです。
桓騎に至っては元野盗団の首領ということなので、もしかしたら、下僕出身の信が将軍になるよりも凄い出世をしたのかもしれません。
それほど武の才能に恵まれている、ということなのでしょう。

王翦は王賁の父親ということで、王賁がとっつきにくい理由が分かったような気がします。
その野望もかなりぶっ飛んでいますし、甲冑が凄いです。
仮面のような兜をかぶり、胴の部分に不気味な顔が施されている甲冑をまとっています…
おまけにマントの留め金にも似たような不気味な顔が施されていますし、よくみると兜のおでこの辺りにも…
どうやら不気味な顔シリーズでまとめているようです。
このセンスからは狂気の匂いが感じられます(^^;

そして廉頗将軍!
白亀西を亀頭西と言い間違えるとは、失礼すぎます。
しかしまぁ、言い間違える気持ちも分かるので、笑えますね(^^)


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