キングダム第二百六話「飛信隊の作戦」感想(ネタバレあり)

~あらすじ~

栄備将軍率いる蒙驁軍第二陣では飛信隊と常氾隊が急造隊となっており、敵に狙い撃ちされる可能性が高い。
栄備将軍はそれを注意したうえで、突撃命令を下した。

第二陣を出撃させた蒙驁軍に対し、廉頗は、援軍は必要ない、と言う。
不完全な軍をいくら送っても無駄、との判断である。
廉頗の思惑どおり、常氾隊は窮地に立たされており、蒙驁軍は劣勢を強いられてるかに思われたが、飛信隊だけは攻勢を強め、快進撃を続けていた。

実は飛信隊は、他の急造隊とは異なり、隊員たち同士で細かい連携をとることを放棄していたのだ。
本番でいきなり細かな連携をはかることは無理との判断で、そのかわり、信の合図で指示された敵に向かって千人が一丸となって攻撃する、というシンプルな作戦を立てていた。
この作戦は功を奏し、飛信隊は次々と敵を撃破することができた。



~感想~

蒙驁軍が八千名の第二陣を送ったのに対して、廉頗は援軍を送りませんでした。
よほど輪虎を信用しているのでしょう。
確かに、輪虎にはそれに見合うだけの腕があるとおもいますが、飛信隊の快進撃は想定外だと思います。
飛信隊に対して、輪虎が適切な対応をとれるかどうかが勝敗を分ける大きな要素になりそうです。

いつもながら、飛信隊は勝敗を分けるくらいの大きな活躍を見せてくれますが、今回は蒙驁将軍の推薦ということで飛信隊は千人隊になりました。
そして、蒙驁将軍の人を見る目は天下に比類ない程だということですので、飛信隊が武功をあげてくれる可能性はかなり高いと思います。
そして飛信隊が武功をあげるということは、一番近くにいる輪虎の首をとることが自然でしょう。

もし、武功をあげることができなければ、信は歩兵からやり直すということですが、失敗した段階で輪虎に討ち取られてしまうような気もします…


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