キングダム第二百十話「手玉」感想(ネタバレあり)

~あらすじ~

玉鳳隊が現れたことによって窮地を脱することができた飛信隊は、玄峰の首を狙いに突き進んでいく玉鳳隊に遅れまいと、後を追って敵陣の中を突き進んでいく。
玉鳳隊に追いついた信は、玉鳳隊にいつもの勢いがないことに気付き、王賁の怪我を知らされる。
そして信は王賁に檄を飛ばし、両隊は勢いを増すが、玄峰に動じる様子は見られない。
なおも玄峰に迫る両隊であったが、ここで玄峰はあっさりと退却を開始してしまった。
これを見た信は、玄峰を逃がすまいと槍を投げたが、これは惜しくも玄峰の座る台座の僅か下に突き刺さり、玄峰を討つことは出来なかった。

魏軍が退却した後、戦場を覆っていた煙幕が晴れると、秦軍の兵たちのおびただしい数の死体が転がっているのが分かり、秦軍は愕然とした。
秦軍は出端を挫かれ、大敗を喫した形となってしまったのである。



~感想~

信の投げやりは惜しかった!
もうちょっとだったんですけどね~。
玄峰のこの背の高い台座は飛び道具に弱そうですから、弓での攻撃が有効そうですね。
河了貂の吹矢では届きそうもないですが、弓の名手であれば結構簡単に討ち取れそうです。
そういえば、飛信隊には弓使いはいないですね…
槍使いもいないですよね。
そういう意味では結構偏っている隊といえるかもしれません。
今後のことを考えると、槍はともかく弓は必要になるシーンが出てくると思うので、そのあたりは課題になってきそうです。
今回も、もし弓の名手が飛信隊にいれば、玄峰を討ち取れていた可能性がありますしね。

残念ながら蒙驁将軍は第一ラウンドは完敗といったところでしょうか。
みごとに作戦負けを喫してしまいましたね。
これからどう打開していくのかが見所です。


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