キングダム第二百十二話「曲者」感想(ネタバレあり)

~あらすじ~

開戦四日目、介子坊は桓騎の戦い方に悩まされていた。
桓騎は正面からは戦おうとせず、山々に軍を分散潜伏させ、ゲリラ戦を展開していたのである。
桓騎軍は急襲してはすぐに退却する、という戦い方を昼夜問わず繰り返していた。
さらに、桓騎は惨殺した魏兵を敵本陣に送り届け、士気を下げるという戦法をとった。
それは死体を送り届けるだけではなく、えぐり出した目や耳を袋に詰めて送り届けるという、非常に凄惨なものであった。

桓騎に対するやりにくさを感じていた介子坊の元へ玄峰がやって来る。
玄峰は、介子坊と将を交代する、と言う。
これは廉頗の判断で、介子坊と桓騎は相性が悪いとのことだった。

桓騎のゲリラ作戦は、軍力を分散して配置しているため、自軍の本陣が敵に発見されないという前提で行われているものであり、本陣は敵には決して見つからないように隠してある。
しかし、玄峰は地形や攻撃個所から、桓騎本陣の場所を推測し、見事に的中させてしまう。
そして介子坊は軍を率いてその場所を攻撃しに向かった。

玄峰本陣に、介子坊が敵本陣に到着したという知らせが入ったとき、玄峰は伝令係の甲冑に血が付いていることに気付く。
なんと伝令係は桓騎とその部下たちであり、魏兵に扮して潜入していたのだ。
玄峰は、桓騎を弟子にしてやってもいい、と言うが、桓騎は玄峰の首をはねてしまった。



~感想~

エグイ!
桓騎はエグイですな~。
敵兵の耳や目を袋に詰めて送るなんて…( ゚Д゚)
普通の神経ではとてもできません。
それに、桓騎は敵の士気を下げるために仕方なくやっているという感じではなく、喜々としてやってるように思えるから怖いです。
えらいのが秦軍にいたもんです。
蒙驁将軍も、もうちょっと人選を考えた方が良いのでは…、と思った矢先、なんと桓騎は玄峰を討ち取ってしまいました!
しかもかなりあっさりと(^^;
この人の戦いのセンスには尋常ではないものを感じます。
かなり変則的で、王道の軍略からは遠いものですので、受ける側は対応に困るようですね。
やはり蒙驁将軍の人を見る目(戦の力に限る)は確かだったようです(^^)


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