~あらすじ~
開戦五日目、珍しく蒙恬は楽華隊に檄を飛ばしていた。
蒙恬は多くを語らなかったが、隊員たちは蒙恬の意を汲み、士気を上げた。
楽華隊は独立遊軍となり、兵二百を残して輪虎軍へ突撃していく。
千に満たない兵では到底輪虎を討つことは出来ないが、蒙恬には作戦があった。
最初、楽華隊は錐行の陣で突撃していき、輪虎まで一点突破を狙うかに思われたが、楽華隊は輪虎本陣の直前で隊形を崩し、散開したのだった。
~感想~
玄峰の復讐に燃え、猛攻を仕掛けてくると思われた魏軍ですが、意外にも五日目は流す予定のようです。
これはチャンスかもしれません。
蒙恬の策が輪虎に通じるかもしれないですね。