キングダム第二百十五話「輪虎兵」感想(ネタバレあり)

~あらすじ~

蒙恬は八百の兵をさらに五つに分け、五千の輪虎本陣に突撃していった。
輪虎はこれを奇行とみなし、無駄死にするだけだと感じた。

しかし、蒙恬の策は輪虎を直接狙うというものではなく、輪虎直属の七百名の兵たちを狙うというもので、この強力な輪虎兵をあらかじめ討ち取っておくことで、輪虎軍の戦力は大きく下がるのである。
そして楽華隊は作戦通りに輪虎兵たちに攻撃を仕掛けるが、予想通り、苦戦を強いられてしまう。
楽華隊の被害は相当なものであるが、しかし輪虎兵たちの被害も相当である。

そして、輪虎兵たちの数をできる限り減らしたところで、飛信隊と玉鳳隊が輪虎の首を狙うのである。
暫くすると、楽華隊から旗を振る合図が飛信隊と玉鳳隊に送られてきた。
楽華隊の身を挺した突撃を見守っていた信はそれを見るなり隊に号令をかけ、突撃していった。



~感想~

輪虎兵は輪虎と共に趙の時代から死線を潜り抜けてきた精兵ですから、討ち取っていくのは相当大変そうです。
まともにやり合ったら、おそらく楽華隊よりも強いでしょう。
だから、蒙恬は出来る限り輪虎兵の数を減らして、あとは飛信隊と玉鳳隊に任せるという作戦をとったようです。
この作戦はなかなかいいように思えますが、輪虎本陣には五千の兵がいる模様です。
単純計算で三千対五千です。
輪虎兵以外の兵も本陣を守っている訳ですから、弱いとは到底思えません。
ですからこの作戦には、やはりちょっと無理があるようにも感じますが…
なんとかなるのでしょうかねぇ。


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