キングダム第二百三十二話「孤軍奮闘」感想(ネタバレあり)

~あらすじ~

信は輪虎を討ち取り、条件の一つである敵の将軍首をあげることができた。
信の周りでは飛信隊の面々が喜び歓声をあげていたが、信はどこか浮かない顔で倒れた輪虎を見つめており、首をはねることはしなかった。

輪虎に斬られた楚水も一命をとりとめており、飛信隊の周辺は全てうまく収まったかに見えたが、なんと輪虎は隊を二手に分け、もう一方を手薄になった所へ突撃させていたのである。
そして悪いことに、その別動隊は介子坊の強力な私兵たちであり、そこには羌瘣たちが予備隊として残っていた。

その介子坊の私兵からなる別動隊は非常に強力で、手薄になった場所にいる秦兵たちを次々に打ち破っていく。
羌瘣は今の自分の状態と戦力では、輪虎の放った別動隊を止めることが出来ないと感じたが、飛信隊の副長としての責務を全うするため敵に突撃していった。

飛信隊が羌瘣たちの所へ戻った時には、立っているものは見当たらず、信はようやくただ一人立っている羌瘣を見つけた。
羌瘣はほとんど一人で五百の強力な兵たちを殲滅してしまったのである。

そして信の顔をみて安堵し、崩れ落ちる羌瘣を信は抱きとめたのだった。



~感想~

初めてこの話を読んだ時は、いよいよ来るべき時が来たか、と暗澹とした気持ちで読んでいましたが、羌瘣副長はなんとか無事だったようです!
しかも羌瘣は介子坊の私兵五百をほとんど一人で討ち取ってしまった様です。

史実では宮本武蔵の七十人斬り、漫画ではベルセルクのガッツの百人斬りなどがありましたが、羌瘣はなんと五百人!
しかも怪我を抱えての五百人斬りです。
死に損なった介子坊の私兵も言ってましたが、とても人間とは思えない強さです(>_<)
まぁ実際には渕たちや他の秦兵たちもいたので、羌瘣が斬ったのは三百から四百といったところでしょうが、あんなデカい奴らを何百人も斬ってしまうとは、蚩尤恐るべしです。


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