キングダム第二百四十二話「見送り」感想(ネタバレあり)

~あらすじ~

蒙驁将軍が勝鬨をあげ、戦は秦軍の勝利で幕を下ろした。
廉頗敗戦の知らせは瞬く間に広がり、咸陽は喜び、他国は警戒を強めていた。

そして羌瘣は、信に話した通りしばらく飛信隊を離れて仇討ちの旅に出るつもりだった。
夜、羌瘣は眠りに落ちている信の枕元で夜明け前に発つことを伝える。
羌瘣は別れの時、どういう顔をすれば良いのか分からないのだ。

羌瘣は空が白み始めた頃に別れも言わずに旅立ち、歩いていたが、出発して間もなく飛信隊の夜営地からさほど離れていないところで、なんと落とし穴に落ちてしまう。
羌瘣が穴から飛び出してみると、そこには飛信隊の面々が揃っていた。
落とし穴を仕掛けたのは飛信隊であり、信は、黙って一人で行こうとした罰だ、と言った。
そして、どれだけ離れていてもお前の背中は俺たちがガッチリと支えているからな、と言って羌瘣を勇気づけたのであった。

それから羌瘣はなんとか涙をこらえ、旅立って行った。



~感想~

蒙驁将軍は片腕を無くしたものの、長年勝てなかった廉頗についに勝つことができましたね(^^)
開戦前に信にアドバイスされた通り、雪辱を果たすことができました。
そして切り落とされた腕の傷の手当てもせずに、大声で勝鬨をあげていましたので、傷が大事に至ることもなさそうです。

そして羌瘣がついに旅立ってしまいました(;_;)
だまって旅立つところが羌瘣らしかったですが、そうはさせなかった信も、信らしかったです。
また、それを周りで見ている面々も飛信隊らしく、やはり羌瘣あっての飛信隊という気がしました。

しかし、羌瘣にエールを送る飛信隊の見開きページからは、原先生が気合を入れて描いたのが伝わってきましたね~。
羌瘣ではありませんが、これを見て泣きそうになってしまいました…(;_;)


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