~あらすじ~
麃公軍と呉鳳明軍の戦いは四日目に入り、十分の一ほどしかない兵数にも関わらず麃公軍は善戦していたが、李牧が率いる趙軍が遠方に見えたため、麃公将軍は全軍退却を指示した。
呉鳳明は李牧と初めて対面することとなり、李牧をつぶさに観察していた。
呉鳳明は、すでに詰んでいるこの戦を、あなたはどこまでやるつもりか、と李牧に問う。
これに対し李牧は、もちろん秦国が滅ぶまでです、とキッパリと言い切った。
一方、咸陽では臣下たちが徹夜で策を練っていたらしく、皆は人相が変わるほどに疲弊しきっていた。
しかしその甲斐あって、なんとか五つに一つは勝てる見込みのある作戦ができたようである。
疲労困憊の昌平君は、秦の抱える将軍のすべてを咸陽に招集するように言った。
~感想~
呉鳳明も言っていたように、完璧に詰んでいると思われるこの局面で、なんとわずかに光が差し込んできました!
昌平君や昌文君たちの頑張りに感謝です(^^)
この絶体絶命の状況で、五つに一つの確率で勝てるかもしれない策ができるとは凄いです。
皆がんばりました(;_;)
大王の政ですら玉座で力尽きて寝ております。
そこへ欠伸をしながらやってきた呂不韋。
これには殺意を覚えました(# ゚Д゚)
どうやら相国さまはこの緊急時にぐっすりとお休みだったようです…