キングダム第二百七十話「函谷関集結」感想(ネタバレあり)

~あらすじ~

昌平君と蒙武は話をしている。
昌平君は李牧の策を見抜けなかったことを素直に詫び、山陽攻略の真意を見抜かれるとは思わなかった、と言った。

実は山陽奪取の一手は秦の中華統一への決定打となり得るもので、昌平君はそれに誰も気づかないと踏んでいたのである。
しかし、李牧と春申君は昌平君の思惑に気付き、それに対応する策として今回の合従軍を興したのであった。

一方、持ち場へ向かう信は途中で、蒙恬と王賁と出会う。
三人によれば、飛信隊は麃公軍へ、楽華隊と玉鳳隊は蒙武・騰の連合軍へ配属となったようである。

函谷関には蒙驁将軍と張唐将軍と桓騎が守りについており、函谷関の右手には麃公軍、蒙武・騰軍、左手には王翦軍という配置になった。



~感想~

昌平君が危険を承知で廉頗将軍と戦い、山陽を取った理由が腑に落ちました。
山陽は中華統一への単なる足がかりではなく、詰みの一手だったんですねぇ。
なぜそうなるのか僕にはわかりませんが、それを見抜いてしまった李牧と春申君はさすがと言わざるを得ません。
そして逆襲の一手が合従軍ですからねぇ…
春申君は、相手が詰みの一手をうってきたなら盤を叩き潰すのが一番、と言っていましたが、まさに合従軍はそんな感じの反則的な一手です。


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