~あらすじ~
麃公軍に配置されている飛信隊は趙軍十二万と向き合っていた。
対する麃公軍は四万。
三分の一の兵力で函谷関の脇にある山道を防衛しなくてはならない。
そのほかの所でも兵力差は圧倒的で、秦軍はこの兵力差を考慮して防衛戦を行わなくてはならないようだ。
そして合従軍本陣より春申君が号令を下し、これを受けて汗明が檄を飛ばし始める。
さらにこれを受けて臨武君が檄を飛ばしはじめ、楚軍の士気が最高潮に達したところで、いよいよ全軍突撃の号令をかけようとしたその時、臨武君よりも一瞬早く麃公将軍が自軍に全軍突撃の号令をかけたのであった。
これにより、この大戦の口火を切ったのは麃公軍であり飛信隊ということになった。
~感想~
この歴史に残る大戦の口火を切ったのは飛信隊!
これにはしびれました~(>_<)
だいたい、王賁が言うように相手方は檄が長すぎるんですよね。
さらに臨武君は檄により、同金の仇を狙っている騰たちに自分の居場所がバレてしまったようです。
しかも距離はかなり近い様子。
これはファルファル君が黙っていないでしょう。
常軌を逸したヘアスタイルの彼も余命わずかといったところでしょうか。
しかしこの兵力差はいかんともしがたいですな~。
作戦でどうにかしようにも、相手の軍師は李牧ですしねぇ。