キングダム第二百八十五話「穴だらけの荒野」感想(ネタバレあり)

~あらすじ~

河了貂は味方を見つけては横に広がりながらさらに味方を探すという方法で、飛信隊の立て直しをはかった。
この方法は功を奏し、河了貂の元に続々と飛信隊の面々が集まり出す。
河了貂は、このまま信の元へ向かう、と言った。

その頃、信たちは万極本陣に迫っていたが、本陣を守る兵は手強く、苦戦を強いられていた。
そして万極は長平の大虐殺について語り出した。

万極は長平の大虐殺の生き残りであり、自分を含めた四十万の投降兵は巨大な穴だらけの荒野に集められ、全員が生き埋めにされたと言う。
万極は奇跡的に這い出すことができたようだが、それ以外は皆死んだようだ。
このことにより万極は秦に強烈な憎悪を抱いており、咸陽の秦人を皆殺しにするために秦国に攻め入っているのである。



~感想~

河了貂はとても頭がいいですね~。
非常に見通しの悪い戦場であるにもかかわらず、飛信隊を集結させることに成功したようです。
悲しいかな信は頭があまり良くないので、河了貂は良い支えになってくれそうです(^^)

そして長平ですが、かなり残酷なシーンでしたね。
これはキングダムの中での描き方ですが、どうやら長平の大虐殺は史実の様です…
なんだかナチスのユダヤ人大量虐殺を思わせます。
ナチスのとった方法はガス室で、その数は六百万といわれていますが、こんな昔にも四十万もの人たちの虐殺が行われていたんですねぇ。

しかし、今の中国で長平の恨みを抱いている人はもういないと思います。
そう考えると憎しみの連鎖はいずれ消えると、希望が持てます。


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