キングダム第二百八十九話「化けてみせろ」感想(ネタバレあり)

~あらすじ~

夜営地では飛信隊の面々と麃公将軍が酒盛りをしている。
麃公将軍の用意した酒はとても強く、飛信隊の面々は次々と酔いつぶれていく。

麃公将軍はおもむろに戦の話をしだし、火つけ役が火の起こし所にいることが重要だと言った。
飛信隊の隊員たちはこの言葉の意味が分からないようであったが、信だけはその意味が分かったようで、その様子を見て取った麃公将軍は、飛信隊が失った三百の兵に麃公兵をあてがい、さらに二つの五百人隊を補佐としてつけてくれた。
そして麃公将軍は、この大戦で化けてみせろ、と信に言った。
それが無くてはこの戦は厳しい、と。

一方、楚の夜営地では臨武君の遺体が火葬にされようとしていた。
項翼は臨武君の遺体にすがりつき、仇を取ると涙を流して言い、周りで見守っている楚兵たちも皆、涙を流して悔しがっていた。
そして火が放たれ、臨武君の遺体が火に包まれると汗明は、臨武君万歳、と声をあげ、続けて楚兵たちが、秦軍に死を、と声をあげた。
この声は秦軍の夜営地にまで届き、秦兵たちは恐れを抱いた。
そしてこれとは対照的に、騰と録鳴未、干央、隆国の四人は、鱗坊の弔いとして月に向けて静かに杯を掲げていた。



~感想~

麃公将軍のお酒はとても強そうですね~。
しかも杯がデッカイですし、掛け声がとても変わっています。
麃公将軍の酒の掛け声は、とな~りのじじ~い~の金~玉~は~、です。
続きが非常に気になります!
一体、隣のじじいの金玉はどうなっているのでしょうか?

そして麃公将軍の言う「火のつけ所」については、僕にはよくわかりませんでしたが、信にはわかったようですね。
李牧に言わせれば、大戦は人の成長を強力に促す、とのことですから、信はこの稀に見る大戦で強烈に成長するのかもしれません。

また、楚軍は臨武君の死によって士気が異常に高まっていましたが、僕は個人的に、騰たちが行っていた弔いの方が好きです。
ちょっと先のお話で、蒙武も同じことをやっているのですが、僕はこういった弔い方にもの凄くしびれてしまうのです(>_<)
ものすごく渋くてカッコいいと思います!


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