キングダム第二百九十三話「短期戦」感想(ネタバレあり)

~あらすじ~

趙国の沙乃(さの)にいる羌瘣は食事をしに入った店で函谷関の戦いについての噂を聞く。
噂にはデマカセもあったが、どうやら十四日の間、一進一退の攻防が続いているようである。

噂通りに秦軍は奮闘を続けており、開戦十四日目の夜、咸陽では合従軍の戦略についての話し合いが行われていた。
昌文君は、合従軍は機を見て一気に全軍総攻撃を仕掛けるつもりであり、長期戦を行うように見えて実は最短の短期戦を仕掛けるつもりである、と言う。
これに昌平君も賛同し、全軍同時に攻撃を仕掛けられれば秦軍は一気に正念場を迎えるだろう、と警告した。

そしてその総攻撃が行われる日が目前に迫っていることを、秦軍の将軍たちは肌で感じており、それは明日だった。
信もそれをなんとなく感じ取っており、河了貂に夜食をねだる。
河了貂は信の様子にいつもと違う雰囲気を感じ取り、渋々ながらも応じてくれた。

そして運命の十五日目、汗明軍六万と媧燐軍六万の楚軍十二万が出陣した。
これを迎え撃つのは蒙武・騰連合軍の七万である。



~感想~

いよいよ函谷関の戦いの山場を迎える訳ですが、兵数の差が凄いですねぇ。
最も差がある麃公軍のところは現在、二万ちょっと対十万ちょっとといったところでしょうか。
蒙武のところも七万対十二万。
相手が凡将の率いる軍であれば良いのですが、各国を代表する大将軍たちの率いる大軍です。
さらにそれらを束ねる軍師には李牧…

打つ手はあるのでしょうかね?


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