キングダム第二百九十四話「蒙武の檄」感想(ネタバレあり)

~あらすじ~

開戦十五日目を迎え、各戦場では総力戦が行われていた。
飛信隊の所属している麃公軍も趙軍と激しい戦いを繰り広げ、壁の所属している蒙武軍もこれから楚軍に突撃しようとしている。

蒙武・騰連合軍が守っている場所は、函谷関の裏に通じる非常に重要な場所であり、絶対に負けることは出来ないが、なんと蒙武は壁やそのほかの将たちに作戦を全く伝えていなかった。
壁はそのことを非常に心配していたが、そんなことはお構いなしに蒙武が檄を飛ばし始める。

蒙武いわく、自分は全中華最強の男であり、自分を止めるものは天下に存在しない。
最強の男が率いる軍勢も最強であり、蒙武軍は無敵、とのこと。

そして蒙武は突撃命令を下す。
突撃は左から、との命令で左軍の将は壁であり、壁は突然の指示に戸惑いながらも三千の兵を率いて汗明軍に突撃していった。



~感想~

いよいよ決戦が始まってしまいましたが、壁は大丈夫なのでしょうか(^^;
先陣を切って突撃していきましたが、完全に面食らっています。
作戦を全く聞いてないからしょうがない気もしますが、もうちょっとどっしりと構えていないと、後に続く兵たちにも影響してしまいそうですねぇ。
壁は頭が切れて、人柄も良いのですが、胆がイマイチすわっていないのでちょっと心配です。

しかし蒙武や汗明、臨武君などもそうでしたが、彼らの声はものすごくデカいですね。
あの広い戦場で拡声器なしの生声で、蒙武の檄が楚軍にまで届くというのが凄まじい。
しかも空気のビリビリとした震えまでもあまねく伝わっております。
このくらいの声量で檄を飛ばせれば、自軍の士気もすごく高まりそうですね。

一方、壁の檄というのはあまり印象にありません。
将にもタイプがありますから、壁には蒙武タイプの檄は似合わないでしょうし、壁は蒙驁将軍タイプの檄を極めていくと良い結果になるかもしれないですね。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。