キングダム第二百九十九話「新たな攻略手」感想(ネタバレあり)

~あらすじ~

函谷関では趙軍を率いる呉鳳明が床弩車隊を準備させていた。
「床弩車」とは大型の弩を台車に固定したもので、呉鳳明の床弩車には四メートルもの大きさの矢が装填されている。
呉鳳明はこれを数多く準備し、函谷関の前に隊列を組ませた。

そして弩が発射され、いくつもの巨大な矢が函谷関の壁に突き刺さる。
その矢にはロープが結ばれており、敵兵たちはそのロープを使って函谷関を登ってくるつもりなのだ。

この作戦に秦軍が狼狽していると、ダメ押しとばかりに呉鳳明が巨大井闌車を張唐軍の方へと向かわせた。
なんと張唐軍本営の者たちは八日前に韓軍から打ち込まれた毒によって軒並み命を落としていたのである。
なんとか張唐将軍だけは持ちこたえていたが、指揮をとれる状態にはなく、張唐軍は弱体化している。
そこを呉鳳明はついてきたのだ。

張唐兵たちは応援を要請することを提案したが、張唐将軍はこれを拒否。
口から血を吐きながらも陣頭指揮をとるべく身体を起こした。



~感想~

デッカイ弩が出てきましたね~。
巨大井闌車といい、呉鳳明はモノづくりの才能があるみたいですね。

そして毒作りの才能がピカイチなのが韓軍総大将の成恢。
ドンピシャリのタイミングで張唐軍本営がやられてしまったようです(T_T)
どうやらあの時、本営にいた者は張唐将軍以外は全員死んでしまった様子。
毒系の攻撃の前にはどんな武人も無力です…

蒙驁軍の持ち場は敵兵が登ってきているらしく、援軍を頼むのであれば桓騎なのですが、いかんせん二人は仲が悪い(^^;
張唐将軍は桓騎への援軍要請を拒否します。
そんなことを言っている場合ではないのですが、張唐将軍の気持ちも分かります。
桓騎は前日に、秦が滅びようがどうしようが知ったこっちゃねぇ、と言い放ちましたからねぇ。


 

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