キングダム第五十二話「蛇甘平原」感想(ネタバレあり)

~あらすじ~

再会した壁と信はテントの中で話をしている。
壁によると、あの後、呂氏への抵抗勢力として、竭氏の勢力をそのまま残すために、反乱そのものを無かったことにした、という。
その処理に追われていて、三か月もの間、信に連絡もできずに悪かったとも。

一方、魏の呉慶将軍は、全軍を率いて討って出る作戦を取った。
作戦会議を開いてる麃公陣営に、その旨を伝える急報が入る。
慌てる陣営内に対し、総大将の麃公はうろたえるな、と落ち着いている。
そして、攻城戦から平地戦に切り替え、蛇甘平原を決戦の場とし、今すぐに出発すると命令を下す。

これを聞いていた壁は、まだ秦軍には準備が出来ておらず、急すぎるのではないか、と疑惑の目を向ける。
壁は麃公について、名前すら聞いたことが無かった。

そのころ、信たちのいる第四歩兵軍は駆け足で蛇甘平原へと向かっていた。
状況は皆当然、理解できていない。
伍長の澤圭にも行き先が亜水から蛇甘平原へ変更されたことしか分からなかったが、なにか不穏な気配を感じ取っていた。

そして五日後、先頭を走っていた信が突然足を止める。
空気が変わったことを敏感に察知し、警戒したのだ。
その先には、今まさに、殺し合いが行われている戦場があった。



~感想~

麃公将軍初登場です。
この頃は僕も壁と同じく、大丈夫なのかこの将軍と思っていましたが、壁も僕も麃公将軍を知らな過ぎましたね。
キングダム屈指の直感力を誇るいい将軍です。
壁にはいい勉強になるでしょう。

一方、信は知力はイマイチですが、体力がすさまじいですね。
いつの間にか行軍の先頭を走り、先導車まで追い抜いてしまっています(^^;
しかも、疲れた様子は全然ない。
五日も行軍してるんですけどね。
さらに、皮膚感覚が獣並みです。
空気が変化したことをいち早く察知しました。
この体力や嗅覚があれば、最前線でも何とか生き抜くことができそうです。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。