キングダム番外編「黒卑村回想」感想(ネタバレあり)

~あらすじ~

信が戦に出かけてから、残された河了貂は少し元気がない。
信を心配しているのだ。
河了貂は隣に住んでいるおばあさんと身の上話を始めた。

河了貂が五歳のころ、黒卑村で一緒に暮らしていた祖父が亡くなってしまった。
それから河了貂は一人で生きて行かねばならず、元役人の悪党にご飯を作る代わりに字と史を教わったり、黒卑村を通りかかる人がいることを仲間に告げたりして暮らしていた。
しかし、つらいことも多く、苦しんでいたころ、村に信が現れたのだ。

信は村の悪党どもを斬りまくり、暴れまくった。
河了貂はそれを目にし、信がもがき苦しんでいる人間だと直感した。
そして、信について行き、政にも出会ったのだ。

信について話していると河了貂に元気が戻ってきた。



~感想~

キングダムも五巻目が終了しました~
巻末に番外編として河了貂の黒卑村での回想は描かれています。

あんな村で、五歳で一人きりになって、よく生き延びてこれたもんです。
やはり河了貂にも山の民の血が流れているようですね。

しかし、河了貂のじーちゃんはただものではない感じがします。
忍者村の長みたいな風体です。
もしかしたら、梟鳴という種族の上の立場の人物だったのかもしれません。
もし、長とかだったとしたら、河了貂はただの生き残りではなくなりますね。

ところで、僕は今更ながら気が付きました。
河了貂の種族は「梟鳴」といいます。
フクロウが鳴くと書いて梟鳴。
河了貂のフクロウの蓑には理由があったんですね。
ただ、可愛いからじゃなかった。
妙に納得です(^^)


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