キングダム第三百六話「十五日目の午後」感想(ネタバレあり)

~あらすじ~

函谷関の裏へと続く断崖を登るオルド軍の山岳兵たちに向けて、王翦軍は一斉に矢を射かけはじめた。
完全に背後をとられたオルド軍になす術は無く、主功を構成している山岳兵たち八千は全滅する。
王翦将軍は最初からこの場所に大軍を伏せており、オルド軍の動きを開戦前から読み切っていたのである。
オルド自身はなんとか逃げ切ったものの、燕軍の被害はとても大きなものになった。
オルドは立て直しをはかるために、空になった王翦軍の砦に入り、これを確認した王翦軍は山中に消えた。

そして楚軍対蒙武・騰軍の戦が行われている戦場では大将の騰が出陣していた。
これを見た媧燐は項翼に五千の兵を与え、騰の首を取ってくるように命令する。
さらに媧燐自身も動き出したのであった。



~感想~

王翦軍の弓矢攻撃はきついですね~。
山岳族たちは甲冑も着けていないので、もろに矢が突き刺さっております。
特に断崖を登っている最中の兵たちは悲惨。
これはどうすることもできません。
こうなることを開戦前から読んでいた王翦将軍は六将に劣らないと言われていただけありますねぇ。
李牧並みの頭のキレです(^^)

大将のオルドもここで討ち取っておきたかったのですが、惜しかったですね~。
もう少しだったのですが取り逃がしました。
でも敵の主功を全滅させたのですから、素晴らしい戦果です。

これでこの戦の第一功は王翦将軍になるのかな~なんて思っていたのですが、すっかり忘れていました!
楚軍と蒙武・騰軍も戦っていましたね!
このほかに麃公軍も趙軍とやり合っていますし、なんて贅沢な戦でしょう(^^)


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