キングダム第三百十四話「至強決す」感想(ネタバレあり)

~あらすじ~

蒙武対汗明の一騎打ちは佳境を迎えており、もはや当人たちの頭の中には目の前の相手しかいない状態であった。
二人は互いに渾身の力で大錘による攻撃を仕掛ける。
そして二人の大錘が打ち合わされた瞬間、汗明の大錘が砕けてしまった。

さらにとどめの一撃を見舞おうとする蒙武であったが、この時、媧偃(かえん)が馬を走らせその背中に突撃してきた。
蒙恬はこれを阻止するために横から媧偃に斬りかかり傷を負わせるが、媧偃の槍の柄による攻撃で弾き飛ばされてしまい、運悪く汗明の前に飛び出てしまった。
至強を決する舞台を汚された汗明は激怒し、蒙恬を剣で斬る。
蒙武はこれを見た瞬間、大錘による攻撃を繰り出し汗明に致命的な一撃を与えた。
すでに致命的な傷を負ったに見えた汗明に対し、蒙武は完全に頭を叩き潰してこれを絶命させたのであった。



~感想~

蒙武がやりましたね~。
最初に読んだ時はまさか勝つとは思いませんでした。
それに蒙恬。
深々と斬られており。僕はてっきり助からないと…(;_;)

これで戦の流れは秦に大きく傾いたわけですが、これまでの函谷関の戦いを振り返ってみると、全体としては秦軍の圧勝ですね。
臨武君は騰に討ち取られましたし、韓の総大将である成恢も張唐将軍に討ち取られました。
燕も王翦将軍によって主功が全滅しましたし、今回の一騎打ちで汗明も討ち取られました。
対して秦軍が失った将軍は張唐将軍だけです。
それも毒による奇襲なので、正攻法で負けた秦軍の将はいないことになります。

常々思っていたのですが、秦の将軍たちって異常に強いですよね(^^)
冷静に見てみると、秦軍に対抗できているのは李牧か廉頗ぐらいしかいないような気がします。


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