キングダム第七十話「両雄」(ネタバレあり)

~あらすじ~

朱鬼と麻鬼に、一騎だけで向かう信に対し、麻鬼だけが応戦し、朱鬼は麃公将軍の方へ集中していた。
彼らは麻鬼だけでも、すぐに信を討ち取れると考えているようだ。
麻鬼はやはり強く、すれ違いざまに放った一撃で信は肩口から胸にかけて斬られてしまう。
しかし、傷は浅くなんとか馬上で踏みとどまることができた。

続けて攻撃を仕掛けてくる麻鬼に信は苦戦を強いられるが、麃公将軍が近づいてきていることによって、早く仕留める必要に迫られた麻鬼の攻撃は荒くなり、そのすきをついて信は致命的な一撃を与えることに成功した。
ここで、麃公将軍らが突入して来、朱鬼もあっさりとやられてしまった。

予想外の出来事によって、一時退却を選択するかに思えた呉慶だったが、意外にもその場にとどまり、なんと麃公将軍と一騎打ちをする決断を下した。



~感想~

朱鬼と麻鬼は拍子抜けでしたね。
このころの信と一騎打ちで負けてしまうような腕で、麃公将軍を討ち取れるはずがありません。
実際、朱鬼は麃公将軍にあっさり斬られてしまってますし。
呉慶将軍にとって、麃公軍の武力は少々誤算だったようですね。
しかし、数では圧倒している呉慶軍、一時退却すればなんの問題もありません。
ところが、なぜか呉慶将軍は麃公将軍との一騎打ちを決断。
知将ならではの戦略があるのかどうか注目の所です。

個人的には、これだけ兵の数に差があって、突進を止められない段階で勝負ありだと思います。
呉慶将軍は早く逃げるべきでした。
兵の力量に差がありすぎるんです。
僕はキングダムを読んでいて、常々思うんですが、秦国の武将なり兵なりは、他国のそれに比べて、だいぶ強いんじゃないでしょうか。
そして、そのことこそが秦が中華統一を果たせた一番大きな理由であると思います。


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