キングダム第七十九話「亡霊」感想(ネタバレあり)

~あらすじ~

森の中で紫夏に諭される政だったが、頭が急に痛み出し、凄まじい数の亡霊たちが現れる。
この亡霊たちの群れは紫夏にもはっきりと見えたが、紫夏は逃げることをせず、政の肩をつかんで、しっかりしろ亡霊なんていない!と一喝した。
この直後、政は意識を失い、紫夏に抱きとめられるが、政の記憶の中で人に抱きしめられたのはこの時が初めてだった。

紫夏は政を馬車まで運び、再び皆と逃走を開始する。
しかし、連日走っているせいで、馬速がなかなか上がらずに、後方からはついに趙の騎馬隊の上げる砂煙が確認された。
まだ、それでも距離は大分あったので、何とか逃げ切ろうとする一行だったが、突如、真横の崖の上に趙軍の別の騎馬隊が現れた。
紫夏に狙いを定めた騎馬隊に亜門が馬車で体当たりをし、なんとか凌ぐが、後続の攻撃を防ぎきれないと判断した亜門は騎馬隊の方に馬車の舵を切り、自爆した。



~感想~

死んだ人間のエネルギーよりも生きている人間のエネルギーの方が何倍も強いという話を聞いたことがありますが、紫夏をみていると、さもありなんと思います。
自分にも見えているにもかかわらず、こんなもの幻だと一喝して、亡者の群れを消し去ってしましました(^^;
たぶん紫夏は亡者の類が一番苦手なタイプの人間だと思います。

この闇商の人たちは昔、孤児で、拾われた人に、受けた恩は全て次のものへ与えろ、といわれていたらしいです。
でもまさか、始皇帝を助けるなんて大業を成し遂げるとは思ってなかったでしょうね~。


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