キングダム第九十四話「祭」感想(ネタバレあり)

~あらすじ~

蚩尤の技を教えてくれと河了貂に乞われた羌瘣は、それは不可能だと答える。
自分と河了貂では生まれ育った環境が違いすぎる、と。

蚩尤の一族は氏族ごとに分かれて暮らしており、それぞれが蚩尤の名を継ぐ者を排出することに全てをかけていた。
各氏族から選ばれたもの同士が最後の一人になるまで戦い続け、残ったものが蚩尤となるのだ。
このしきたりを祭といった。
羌瘣の暮らしていた村では、羌象という二つ年上の姉同様の娘がおり、羌瘣が十三歳のときに、二人とも祭に行くことになった。

祭の前日、羌象は羌瘣に明日は遠慮するな、といった。
明日はお互いが自分のために戦わなければならない、と。

祭の当日、羌瘣が目覚めたのは何と夕方。
祭はもう終わってしまってる。
寝過ごしたのだ。
原因は羌象が枕元に置いた香だった。
羌象は羌瘣を妹のように思っており、戦いたくなかったのだろう。



~感想~

羌瘣の生い立ちが明らかになってきましたね~。
まったく、蚩尤の掟はとんでもないです。
最後の一人になるまで斬り合うだなんて( ゚Д゚)
しかも、羌族から選ばれたのは姉妹同然の二人(;_;)
もうちょっと、人選に気を使ってもいいでしょうに。

香を置いた羌象の気持ちはよくわかります。
羌瘣が自分を斬るのであれば、こんなことはしなかったのでしょうが、十中八九、自分が羌瘣を斬るような状況になってしまうのですから、それは耐えられなかったのでしょう。

これは、キングダムのお話しの中の出来事ですが、そういえば、スパルタってこれと同じようなことしてましたよね。
実際に…


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