~あらすじ~
昌文君との合流地点の屋敷にたどり着いた政たち一行だったが、そこに昌文君たちの姿は無かった。
政は自分たちが早く到着しすぎただけだから、休んで待っていろという。
その日の夕食は河了貂が作ったが、これがとても美味しい。
材料は昌文君があらかじめ用意していたようだ。
夕食を囲んでいるとき、河了貂が政に疑問をぶつけた。
四百年も前の王の避暑地がなぜこんなに綺麗な状態を保っているのか?
それに対し、政はこう答える。
四百年前の秦王「穆公」はまれに見る名君で、山の民に敬愛されていた。
今いるこの屋敷は穆公が山の民と交流するために作ったもので、四百年間ずっと、山の民が守っている。
それから何日か経つが昌文君はまだ来ない。
屋敷の外で河了貂が物思いにふけっていると、背後にムタの姿が…
~感想~
河了貂危うし!
ムタが後ろから吹矢で狙ってます。
しかし、四百年間も穆公を忘れない山の民は凄いですね。
四百年ですよ四百年!
今から四百年前と言えば江戸時代が始まった頃です!
これほど長い間忘れられなかった穆公もものすごく偉大な人物ですね。
信もそれくらいの人物になると息巻いていましたが、はたしてそこまでの大人物になるのでしょうか?