キングダム第九十七話「未知なる男」感想(ネタバレあり)

~あらすじ~

呂氏陣営の到着を前に委縮してしまう政陣営だったが、これをみた信は、刺客を放ちやがったクソがどの面下げて出てくるか見てやろうじゃねぇか!と檄を飛ばす。
これにより、目の色が変わった政陣営だったが、いざ呂氏陣営の面々が部屋に入ってくると圧倒されてしまう。
彼らから発せられる重圧の強さには、さすがの信も驚きを隠せない。

呂氏は一番後から入って来て、政の前まで歩み出ると、皆で優雅にお辞儀をして見せた。
そして呂氏は、ご無事で何よりでした大王様といった。

信はこの呂不韋の振る舞いから、大きく包み込まれるような感覚を受け、そのことがとても恐ろしく感じられた。



~感想~

THE大物感が漂っておりますねぇ。
なんか原先生が気合を入れて描いたのが伝わってきます。
今まで見たキングダムキャラのなかで、一番大物感があります。
こんなのを敵に回さざるを得ないとは王様も大変ですねぇ。

ところで、十二ページの下段のコマで腑抜けのような顔をさらしているのは壁ですよね(^^;
呂不韋に一矢報いろとまでは言いませんが、これは無いでしょう!
王騎将軍は政陣営の武の方面で先頭に立つべきはあなただと言ってましたよ!
それがなんと情けない…

さらにいえば、信が委縮している皆の士気を上げていましたが、これをやるべきは昌文君か壁でしょう。
昌文君は、呂不韋陣営の方が人材も遥かに上だと言ってましたが、今の段階ではその通りだと言わざるを得ません。
今までは信や羌瘣といった、棚からボタモチ的な人材の活躍によって何とか政は無事でしたが、これからは昌文君や壁にも腕を上げてもらわないと困ります。


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