キングダム第百三話「軍師」(ネタバレあり)

~あらすじ~

敵地へ送り込まれてしまった河了貂がどうやって逃げるか思案していると、案内人が推薦状を読み上げ始めた。
そこにはやや不可解な文字で、天才を送る故軍師に育てよ、その子に何かあった場合、皆を殺しに行く故気をつけよ、その子の名は河了貂也、と書かれていた。

その場にいた者はこれを聞いて怒るが、昌平君は蒙毅に部屋を与えるように言う。
河了貂は入門が許されたのであった。

蒙毅は河了貂を部屋へ案内すると、大王側の君がここへ来たのは諜報のためかと問う。
正体がバレ、あせった河了貂は懐に隠してあった吹矢を握るが、蒙毅はこれもあっさりと見抜く。
どうしてよいか分からない河了貂に蒙毅は、試して悪かったと笑い、一転して河了貂を歓迎してくれた。
そして、今日から君は僕のかわいい妹弟子だ、といった。



~感想~

羌瘣は何も考えていないと思いきや、実は色々と考えていたようですね。
ちゃんと河了貂は入門できました!
呂氏陣営ですが…(^^;

ところで、この蒙毅の頭のキレはどうでしょう!
河了貂が政陣営の人間だということはもとより、懐に忍ばせていた吹矢、さらには河了貂が女だということもあっさりと見破ってしまいました。
信なんか一緒に暮らしていても全く気付いていないのに…
蒙毅にしてこの洞察力ですから、師匠の昌平君は一体どれほどの知力なんでしょうか。


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