キングダム第十二話「忠臣」感想(ネタバレあり)

~あらすじ~

ムタの殺気の呪縛から逃れ、調子を取り戻した信は、一騎打ちの末、真っ向からムタを切り伏せる。
ムタいわく、「この小僧っ子は脅威だべ」。

信に斬られ、倒れたムタだが、政の命を道連れにしようと起き上がり、吹矢を構える。
しかし、ムタの後ろには恐ろしい形相の昌文君が立つ。
ようやく昌文君とその一行が現れたのだ。
そして、昌文君は政を守るために後ろからムタを切り捨てた。

政に歩み寄る昌文君だったが、その前に信が立ちふさがる。

信は漂が死んだことを怒りの形相で昌文君に伝えるが、昌文君の目には政の姿しか映っていない。
昌文君は信の横を素通りし、政のそばで膝まづく。
昌文君の率いてきた隊も同様に膝まづき、政に王宮脱出の失敗を詫びた。

怒りに震えていた信だったが、政の無事を涙を流して喜ぶ昌文君や隊員たちの様子を見て、勢いを削がれた様子だった。



~感想~

ようやく昌文君が到着しましたね!
昌文君の計画が失敗したのも、到着が遅れたのも、王騎将軍のせいです。
まったく、味方であればこれほど心強い将軍もいないでしょうが、敵になればとてつもなく厄介です。
王騎将軍のせいで崖から落ちてしまったにもかかわらず、なんとか無事だった昌文君はさすがです。

ところで、ムタは無残にも信に斬られ、さらに後ろから昌文君に斬られて倒れてしまいました。
敵キャラですが、憎めないキャラで僕は割と好きだったため、ちょっと残念。
ムタによれば、彼はベッサ族という一族の戦士だったようですね。
遠く南越から一人でやって来て、王様を討ち取ろうとするのは、並大抵のことではありません。
きっとムタにも何か事情があったのでしょう。
そのムタが後ろから斬られてしまいました。
なんか不憫に思えます(;_;)


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