キングダム第百九話「趙の蹂躙」感想(ネタバレあり)

~あらすじ~

秦の北東部に位置する馬央では趙軍の侵攻を受けていた。
それを伝える急報が咸陽にもたらされ、政たちは慌てた。
今の中央には援軍を送るどころか自らを守る戦力もないのだ。
このため、馬央や馬陽の前線地帯が抜かれるとなると趙軍は秦国に一気になだれ込んでくることになる。
そこで政は緊急徴兵令を出し、十万の軍を立ち上げるように指示を出す。

そのころ、馬央周辺では、趙兵たちが長平の恨みから虐殺の限りを尽くし、村々を壊滅させていた。
この村々を襲っている部隊を率いているのは万極という趙の副将であり、この将軍に馬央の城が落ちたとの報告が入る。

同じころ、王騎将軍に無国境地帯の平定を指示されていた信は、それをやり遂げ、渕と共に崖の上まで辿り着いていた。



~感想~

現代の日本人である僕から見ると、秦人も趙人も完全に同じ中国人なので、長平の虐殺にしろ今回の万極にしろ、なんで同族を敵視するのかなと少し感じてしまいます。
まぁ日本も戦国時代は同じようなことをしていましたが、長平のような憎しみの連鎖を見ていると、現代のテロまで連想してしまって、何かいい解決法はないものかと考えてしまいます。
もちろん、すぐに解決するような策は思いつきませんし、長い時間がかかるとは思いますが、いつか憎しみの連鎖といったものが無くなるといいですね。

ところで、信が無事に平定を終えたようですね!
崖の上で、王騎将軍のことを、あの唇将軍と言っております。
四カ月ほどかかったらしいですが、個人的に、信の隣でたくましくなっている渕の姿が印象的でした(^^)


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