キングダム第百十四話「王騎出陣」感想(ネタバレあり)

~あらすじ~

夜、寝ている信たちの前に羌瘣が現れた。
羌瘣は、仇は魏から趙へと移っていたため、趙へ行くために参戦する、と言う。
これで信の百人隊は、皆揃ったことになる。

一方、咸陽では王騎将軍が出陣しようとしていた。
王騎将軍は隣を行く蒙武に、副将を引き受けてくれて感謝する、と言う。
これに対し蒙武は、この戦に貴様の出番はない、と応じた。
そして王騎将軍は昌文君や政と挨拶を交わし、いよいよ馬陽へ向けて出陣した。
咸陽から馬陽までの道のりは十五日ほど。
そのころ馬陽の兵たちは援軍の到着を信じて必死に耐えていた。

一方、信たちの歩兵軍は馬陽に近づきつつあり、近づくにつれて趙軍の情報が耳に届くようになってきていた。
趙軍の恐ろしさを伝える情報に、秦の歩兵たちは士気が下がってしまう。
信は必死に士気を上げようとするが、脱走者が出てきてしまい、その数はなんと千人を超えてしまった。
しかしそんな時、後ろから王騎将軍率いる秦の騎馬隊が到着した。



~感想~

こういった時代の物語を読んでいると常々思うんですが、戦場に行くまでの道のりが凄いですよね。
特に中国は広いですから、目的地に行くまでが大変です。
馬に乗っていても相当しんどいと思いますが、歩兵は徒歩です(^^;
何週間も歩いてたら、それだけで体力を使い果たしてしまいそうなんですが、彼らはそこから命がけの戦闘を行うわけです。
どれだけ大変なのか想像がつきません…

しかし、今回の強制徴収によって編成された秦軍からは脱出者が続出したようですねぇ。
ただでさえ大変なのに、心の準備も出来ていないとなると致し方ないのかもしれません。
信の檄も効かないようです…
さてどうなることやら。


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