キングダム第百二十七話「上手」感想(ネタバレあり)

~あらすじ~

馮忌本陣を突き進んでくる飛信隊に業を煮やした収という騎兵が信に斬りかかった。
この斬撃は重く、受けた信は体制を大きく崩してしまう。
続けて斬りかかる収に、信の後ろから羌瘣が反撃し、なんとか収を討ち取った。
そして信と羌瘣を先頭に飛信隊が快進撃を続けたことで、馮忌本陣はいよいよ戸惑いを見せ始める。
このまま馮忌まで届くのではないかと思われたが、しかし馮忌は極めて冷静に状況を見つめており、突撃してくる飛信隊と一時距離を置くという方法を取った。
これにより馮忌との距離ができ、もう残された力の少ない飛信隊は窮地に追い込まれる。
さらに騎馬隊が飛信隊を仕留めに来ると、尾平は自分たちを置いて信に先に行くように言うが、信はそれをきっぱりと拒否する。
信が作戦の失敗を羌瘣にあやまり、もはやこれまでかと思われたそのとき、仕留めに来た騎馬隊が複数の投げやりにより討ち取られていった。
干央軍が到着したのである。



~感想~

馮忌は王騎将軍が一目置くだけあって大した武将ですねぇ。
距離を置くだけで飛信隊を殺してしまいました( ゚Д゚)
たしかにこの一手はきついですね~。
実に簡単かつ有効な手で、もう飛信隊だけではどうしようもありません。

この状況で、尾平は信に先に行くように言いますが、これはなかなか言えることではないと思います。
敵陣の中で騎馬隊がこっちに向かってきてる状況では、歩兵である尾平たちが生き残る可能性はゼロと言っていいでしょう。
その中で、お前はここで死ねないだろう、と言って信を生かそうとするというのは、よっぽどの思いです(;_;)
尾平は三枚目のキャラクターですが、この時は非常にカッコよかったです(^^)
そして、この尾平の言葉に対して、行けるかよ、とすぐさまきっぱりと言い切った信もカッコいい。
共に死線を超えてくると、こういった絆が生まれるんですかねぇ。

そして、危ないところで干央軍の登場です!
やはりただ者ではない干央。
乗っている馬も凶暴そのもので、倒れている敵兵の頭を踏みつぶし、お馬さんなのにとても目が怖いです…
王騎将軍はきっと、干央がここまでやれることも見越して作戦を立てていたんでしょうな~。


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