キングダム第二十一話「会談」感想(ネタバレあり)

~あらすじ~

山の王「楊端和」は政に対し、自分に会いに来た理由を問うた。
政は正直に「力を借りに来た」と答えたが、楊端和はあざ笑い、自分は政を裁くためにここまで連れてきたのだと言う。
政が何の裁きかと尋ねると、楊端和は過去の、秦人の山の民への愚行についての裁きだと言う。
秦人は、穆公亡き後、山の民に対して非道な行いをしていたのである。
そのため、楊端和は祖霊の怨念を鎮めるために政の首をはねなくてはならない、と言う。
政はこれに対し、過去の愚行に対して心からの謝罪を示したが、自分の首をはねることは無い、と返した。
復讐よりも先にやるべきことが山ほどある、と。

ここで、後ろ手に捕らえられた信、河了貂、壁の三人が連れてこられた。
楊端和は、これから三人の首をはね、仲間が殺される痛みを教えてやる、と言う。
これに対し、政は冷静な態度を崩さず、そんなことをする必要はないと言う。
自分はその痛みをすでに十分知っていると。

そして、楊端和の説得を続ける。
国が分かれているから争いが起こる。
ならば、国境を全て無くせば良い。
自分は中華を統一する最初の王になる!
その協力を得に山の王に会いに来たのだ、と。



~感想~

政がめちゃめちゃカッコイイですな。
王座奪還がゴールではなく、あくまでもスタートに過ぎないとは!
そして、ついに言いましたね。
自分は中華を統一すると!
ここで初めて政の路の先にあるものが明かされたわけです。
これにはさすがの信も驚いたでしょうが、協力のし甲斐はどんな目標よりもあるでしょう(^^)
なんたって、中華統一!ですから。

しかし、五百年の間戦乱の続く広大な土地を統一することなど、果たしてできるんでしょうか?
ぶっちゃけ、できたのは知ってますが(^^)、一体どうやるんでしょうかね?


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