キングダム第百三十六話「追走」感想(ネタバレあり)

~あらすじ~

山中に防壁を築いて抵抗する趙軍に対し、秦軍は攻勢にでて、ついに飛信隊の竜川が突破口を開く。
しかし、ここで趙兵たちは皆あっさりと撤退していってしまう。
同時に蒙武軍と戦っていた趙の中央軍も撤退を開始し、趙軍は全軍撤退してしまった。
これにより、趙本陣が敷かれていた山は秦軍が制圧することになったが、そこはもぬけの殻であり趙軍は本陣をどこかの山間へ移したようであった。
蒙武は王騎将軍から、こういった事態になった場合に、趙軍を追うか追わないかの判断を下す権限を与えれられており、当然のように、追うという判断を下す。

王騎将軍は制圧した山に本陣を移す際、趙の撤退にどこか策略の匂いを感じ取っていた。
しかしこの場合、指揮が取りやすいように本陣を移さざるを得ない。
だから王騎将軍は本陣を移したのであった。

一方、山城跡で戦の見学をしていた蒙毅や河了貂の元に李牧という男とカイネという女が現れる。
蒙毅らは得体のしれない二人組の出現に大いに警戒をするが、当の二人は素知らぬ顔で戦見物を始めてしまった。



~感想~

趙のこの撤退は本当に負かされてしまったからこらこそのもので、演技ではありません。
したがって、蒙武や王騎将軍の判断は間違ってなかったと思います。
この先に罠が仕掛けてある可能性があったとしても追わざるを得ない状況なんです。
どんな罠かはこの段階ではまだ全然わかりません。
王騎将軍の敏感な肌感覚でわずかに違和感を覚える程度ですから、蒙武にはほとんど感じ取れていないと思います(T_T)

もしこの段階で、山城跡で李牧と出会った河了貂が、得意の吹矢で李牧を討ち取っていたとしたら、キングダム史上最高のお手柄となるところなんですが…
それじゃあ漫画として成立しないですよね(^^;


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