キングダム第百四十六話「失敗」感想(ネタバレあり)

~あらすじ~

龐煖に一撃を見舞った信だったが、僅かに浅く、肉を斬るにとどまった。
次は骨を断つ一撃を放とうと再び斬りつける信だったが、龐煖はそれを許さず、逆に矛の柄の部分で信に打撃を与えた。
この一撃は強烈なもので、信は口から多量の血を吐き、その場に崩れ落ちてしまう。
さらにこれに気を取られた干央が後ろから万極に斬られ、秦軍は劣勢に。
そして、動けない信に向け、龐煖はとどめの一撃を振り下ろす。
しかしここで、澤圭、尾平、尾到の三人が盾を持って信の前に躍り出てきて、なんと龐煖の一撃から信を守ることに成功した。

この後もさらに龐煖は矛を振り下ろすが三人はこれも防ぐ。
そして三撃目が振り下ろされようとしたところで、飛信隊の隊員たちが総出で信の前に立ちふさがり、飛信隊は退却することができた。



~感想~

もうちょっとで大将首だったんですけど、惜しかったですね~(;_;)
逆に信はとんでもない一撃をもらってしまいました。
そして澤圭、尾平、尾到の三人は大手柄です!
これは三人で示し合わせたという感じではないですねぇ。
一人一人が何も考えずに動いた結果、三人で一つになったという感じです。
三本の矢のたとえ話にもあるように、もしこれが一人や二人だったら守り切れなかったかもしれません。
三人は特別強いという訳ではなく、普通の人なので余計に勇気が際立ちますね。
澤圭なんか手の指がグシャグシャに折れてもなお信を守ろうとしています(;_;)

そして羌瘣なんですが、彼女も信がやられたときに自分の身をかえりみずに一番最初に守りに行ってます。
これはもう暗殺者の行動ではないでしょう。
もともと羌瘣は暗殺者っぽくなかったんですが、もはや完全に表舞台の人です。
暗い影がどんどん薄れ、飛信隊という明るい場所で活躍していく羌瘣を見るのはなんだか嬉しいです(^^)


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