キングダム第百四十八話「友」感想(ネタバレあり)

~あらすじ~

尾平と尾到は傷つきながらも山を登っていたため、多量の出血をしていた。
その出血量はおびただしいもので、死んでいてもおかしくないほどのものである。
そしてその血痕をたどり、万極の率いる討伐隊は迫っていた。
尾平は追手に気づくと、自分がおとりになる、と言って尾平と別れた。
信を守るために断腸の思いで尾平と別れた尾到であったが、脇腹に刺さった矢が骨を突き抜けて内臓まで達してしまう。
これにより危険な状態に陥る尾到だったが、力を振り絞り、歩を進めた。

信が意識を取り戻した時、辺りは夜になっており、隣には尾到が横になっていた。
二人ともしばらくの間は動けそうもなかったので、過去の思い出話などをして気を紛らわせており、途中で尾到が死んだふりをして信を驚かせていた。
そしてそのまま二人は眠りに就くが、眠りに就く直前で信は何か奇妙な感覚を覚えた。
そして、信が次に目を覚ました時、尾到は涙を流したまま死んでいた。



~感想~

尾到が~(T_T)
なんてこったぁぁ!
これ、信としゃべってるときに自分の死期に気付いてましたよ。
でも信に心配かけまいとして、ちょっと眠る、といったんでしょう。
最後に「有里」と呟いたシーンが忘れられません(;_;)
信もどれだけ辛いんでしょう。
しかし、ここで悲しみに暮れている暇はないですから、前を向いて進まねばなりません。
命を捨てて自分を守ってくれた者たちのことを考えれば、自分が死ぬわけには絶対にいかないですから。
どうやら大将軍になるためには精神力も並外れたものが必要なようです。

そして、尾平。
弟が弟なら兄貴も兄貴です。
もう背中の感覚が無くて、致命的な程に出血もしてるんです。
普通なら力尽きていてもおかしくないですが、尾平はおとりになるために歩き続けてます(;_;)
この兄弟の頑張りに報いるためにも信は大将軍になるしかないですな!


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。