キングダム第百四十九話「再結集」感想(ネタバレあり)

~あらすじ~

散り散りになってしまった飛信隊は石の石笛を聞いて再び集まることができた。
皆、傷つき疲弊していたが、ぞくぞくと姿を見せ、その中には尾平の姿もあった。
尾平は中鉄の背に負ぶさっており、信と尾到についての捜索隊を出してくれと頼む。
しかし石は、その必要はない、と言った。
隊長は帰還された、と。

すると、その言葉通り信が姿を現し、その背には尾到の姿もあった。
そして信は尾到を尾平の元まで運び、すまない、と詫びた。

弟の死を理解した尾平は、謝ることはないし泣くこともない、コイツは立派に役目をやり遂げたのだから笑って褒めてやるんだ、と言っていたが結局、尾到の胸で泣き崩れてしまった。

三十六名まで数を減らしてしまった飛信隊だったが、彼らは傷も癒えないままに再び歩き始めた。
そして山中の少し開けた場所で秦の旗が掲げられているのを見つける。
ところが旗の近くまで行ってみると、そこにいたのは秦軍ではなく、趙の渉孟軍だった。
飛信隊の姿を認めるやいなや襲い掛かって来る渉孟軍に対し、なんとここで王騎将軍率いる騎馬隊が現れた。



~感想~

石笛は役に立ちますね~。
これは使えます!
おかげで再結集できましたね。

この話では個人的に、尾平に尾到の死を伝えたときの信の表情が印象的でした。
悲しみの色は見せずに、ただ真っ直ぐと前を見ていて、すでに悲しみは乗り越えたんだな~と感心しました。
それでいて、もちろん軽く考えている訳ではなく、尾到の死を自分の大きな糧にした感じですね。
尾平も尾到のやり遂げたことを理解し、泣く必要はないと頭では分かっていたようですが、それでもやっぱり泣いてましたね(;_;)
そりゃそうです(T_T)

そして、何やらブタさんが偽の秦旗を掲げるというチンケな策を披露しているようです。
これはもう、王騎将軍に叩き潰してもらいましょう!


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