キングダム第二十六話「王都咸陽」感想(ネタバレあり)

~あらすじ~

ようやく咸陽にたどり着いた一行。
その大きさに圧倒され、信は取り乱していた。

一方、政は冷静に説明を始める。
眼下に広がる咸陽の奥にひときわ大きな建物が並んでいる。
そこが王宮。
今回の反乱については王宮の外には漏れておらず、そのため、王宮の外は王弟の陣営に染まっていない。
したがって、王宮だけをたたけばいいのだ。

そして、そのための策を講じると昌文君は言う。
王弟側は現在、八万の兵を持っているが、呂軍は二十万であるため、戦うためには兵が少ない。
そこで、援軍を欲している王弟側に、政たち一行が援軍に扮して近づく、という策だ。

かくして、咸陽西の門に山民族と、山民族に扮した政たちが現れた。
政たちは王弟側に、山の王が盟を復活させるべく下山してきた、と告げた。

これに対し、王弟側は喧々囂々の議論の末、政たちを受け入れることにした。



~感想~

山民族に扮して、咸陽に入り込むとは、ナイスな作戦です!
真っ向から戦っても敵うわけありませんし、呂氏も頼れません。
これしかない!
これ、山の民がいなかったらどうしようもないですね(^^;
穆公に感謝です。

キングダムでは色々と心躍る戦略がでてきますが、こういった類のことを実行した人たちがいた、というのがすごいですねぇ。
この作戦自体は史実ではないようですが、長い歴史で、これに類することは何度もあったことでしょう。

キングダムとは関係ないですが、なんかトロイの木馬を思い出しました。
あれ、凄いですよね~
ホントにあったことだと信じたいですが…ホントにあったんでしょうか?
冷静に考えると、あんなデカい木馬を城内に運び入れますかねぇ?
歴史物としてはこの上なく面白いですけど(^^)

その点、キングダムで描かれている、この山の民変装策は、非の打ちどころのないものです。
ほんとにあったんじゃないですか(^^)


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